インフルエンザ

さて、東京から帰ってきた私。当日のgblogを見ても分かるように、疲れてはいるが元気である。乾いた咳も寝冷え程度にしか考えていない。
翌日、11日。朝。ベッドで目覚める。まず最初に襲う感覚。体中の関節 (というより骨の中と言おうか) が痛い。息をする。熱っぽい。咳も少しひどくなっている。起きて、体温計を手に取る。37.3℃。微熱。しかし、症状は噂に聞くインフルエンザと酷似している。ここまで体中に症状の出る風邪はひいたことがない。大体私の風邪は鼻からなのだ。ここまででお分かりであろうが、私はインフルエンザにかかったことがない。これが初めてである。
ともかく、インフルエンザの可能性が恐ろしかったため、近所の病院の救急外来へタクシーで。何故わざわざ祝日に。しかも、今日はジーンズを買いに梅田に行こうと思っていた日ではなかったか! なんてこった!
受付で立体マスクを手渡され、しばらく待ってから、検尿、インフルエンザの検査。結果はマイナス、陰性。なんだ、インフルエンザじゃないのか。この時点で熱は38.1℃。医者も「土日で治りますよ…解熱剤要ります?」的なやる気の無さを発揮。解熱剤は貰っておいたが、38.5℃以上になったら飲むようにとのこと。まるで、絶対にならないよ、と言うかのように。しかし、症状はどんどん重くなり、夕方には余裕で38.5℃にタッチ。解熱剤を飲む。夜ベッドで横になっていたら、既に動けない状態。解熱剤を飲んでいながらにして、熱は39.3℃。膀胱まで痛い。
翌日、10日。速攻で市民病院の総合救急外来へ。10年以上前に来たときに比べ、雲泥の差の綺麗さにびっくり。あらゆるドア等々が、手を近づけるだけで開くようになっていたり。また、あちこちに「ER」と書いてある。海外ドラマの影響か?
インフルエンザ再検査。A型がプラス。前日は検査をするのが早すぎたらしい。噂のタミフルと解熱剤を貰う。ほう、これがタミフルか。カプセルなのね。膀胱には異常無し。症状が続くようなら泌尿器科へ、とのこと。
帰ってから、引っ越し屋が見積りにくる。うー、なんでこんな時に…。なんとか、母親に出ない声を翻訳してもらいつつ応対するが、更に病状を悪化させる結果となった気がする。夜、たんが絡んで窒息しかけるという体験を、やはり初めてする。
その後、しばらく全くと良い程動けない状況であったが、徐々に回復はしてきた。咳とたんはなかなか改善しないが、近所の内科では自然治癒に切替えという感じである。