エウレカセブン

本来ならば休みたいところであるが、DVDには返却期限というものがある。泣く泣く、動かない頭で『交響詩篇エウレカセブン』1巻を観賞。以下、ネタバレ。


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アニメを2話みただけの感想であることを先にお断りしておく。他の情報は全く仕入れていない。
まず、世界観である。「現代日本のパロディ」と見て良いのかな? 既に記憶が曖昧であるが、背景にわざわざ笑ってしまうような「現代日本っぽさ」がいろいろ配置してあったので。面白いのだが、少々それ以外の設定の部分との乖離が激しくないかい? パロディっぽいので問題ないのではあるが、もう少し凝ってもらった方が嬉しかった。
そして、全般には…えっと…『フリクリ』? 主人公の独白の多さ。特に「何も変わりの無い世界」に閉じ込められていること、そして自分が子供 (「14才」であることの強調) であることに対する不満、これが旅立った憧れの姉 (フリクリでは兄だったが) に対する語りかけとして話されている。そこに謎の女の子が登場して、そして恋をしてしまう。彼は彼女に必要とされ、彼女に「外の世界」へ連れていってもらうこととなる。いや、そもそも、空中 (スケート?) ボードと言えば、『フリクリ』5話の「DAICON V!」(参考:http://yurichan.nerv.org/log200101.html#0202) であろう (??)。そして、軍港を下から見上げたシルエットは、メディカル・メカニカ工場に酷似。『フリクリ』のパロディ、というより「続き」的な印象が非常に強かった。「ポストフリクリ」と言いたくなる程に。であるならば、本作品は『フリクリ』(FLCL) 的に言えば「エウセブ」(EUSV)。エピソード名は「ブルマン」(BLMN)、「ブスフィシュ」(BSFS)…最後のはきついな。
結論を言えば面白かった。メッセージも共感する。「強く願えば夢は叶う」は嘘だが、「閃いた瞬間に全力疾走すれば夢は叶う」は本当だ。私の直感はそう言っている。少なくとも、DVD2巻も観るつもりである。

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