私飛んでも凄いんです

戦闘妖精・雪風》は凄いんです。もうね、Amazon.co.jp から届いた SFマガジン2月号を読んでぷるぷる震えたわけです。現在不定期連載中の《戦闘妖精・雪風》第三部。ちょうどこの号に『雪風が飛ぶ空』が載っていたために、古い号を注文したわけですが。やっぱり凄い。凄い凄いと思っていたけれども、それ以上に凄い。『グッドラック』にてジャムの認識と存在との間に相補性とも言えるものが見えていたが、更にそれが推し進められた。認識と現実との相補性、とでも言おうか。雪風が面白いのは、ひとつは誰にでも感情移入できることだと考えている。むしろ零に感情移入できる人が居たら賞賛したいのだが、脇役の気持ちに入り込むのがここまで楽しい小説もなかなかないと思うのです。雪風だとか、コンピュータだとか、そういう対象に感情移入するほうが、主人公に感情移入するより簡単だというのが、《雪風》のテーマを色濃く反映しているようで好きなのですが、ここにきて、ジャムへの感情移入も大幅に促進されてきた、という感じ。いや、多分人間の感覚で言う「感情」などはないのだろうけれども。つまり、ジャムに感情移入、という認識行為を行うこと自体が、ジャムに感情がないという現実を消し去るのである。あ、なんかうまいこと言ったかも。

現在の問題点

  • またまたサイゾーを買ってしまった。買っても後悔することは知っているのだけれど。面白かったけどね。
  • 牛乳配達のお金を払い忘れてた。催促されたので、コンビニに行った。払い込み用紙の期限が切れているといわれて払えなかった。三すくみ。

これからの野望

  • ワンフェス。並ぶほどではないかも。でも、早めに行く理由は出来たかも。