幸せのちから

本日公開の映画『幸せのちから』(原題: ``The Pursuit of Happyness'') を観てきた。アカデミー賞ノミネートということで興味をもった。公開初日から過剰なネタバレもあれなので、簡単な感想から。
一見単調に見えるものの、ちゃんとした作りで、なかなかお薦め。自分の「夢」について悩んでいる人は観て損は無いと思う。ウィル・スミスがどうかというのは難しいところ。『アリ』でもそうだったが、基本的に「少しカッコわるい」…良く言えば「ワイルド」な役とは、ずれがあるという感覚はあるのだ。本人がカッコよすぎるとでも言おうか。ただ、この映画ではイッセー尾形のサラリーマンネタのような「微妙なずれ感」を出せていて、実は良い配役ではないかとすら思えるのが面白い。
細かな話はまた後程…。
ただ、正直言って、邦題は良いとは思えない。書籍の邦題が親しまれていたからなのであろうが、『指輪物語』→『ロード・オブ・ザ・リング』の屈辱を味わっているあたしとしては、``Pursuit''の部分がわかるタイトルだと嬉しかった。
以下、ほんの少しだけネタバレ。ストーリーではなく、セリフの内容に触れています:
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もっとも心に響いたセリフはバスケのシーンのこのような内容のものだった:
「『おまえには無理だ』というヤツは、自分にとって無理だから、僻んでそう言うのだ。父親に言われても夢を捨ててはならない」
記憶力が悪くて、内容すらあやしくて申し訳ない。