ゆーきー

雪である。吹雪である。仕事、学校等のある方には申し訳ないが、庭の桜の木の枝が白い衣装をまとっていくのを、屋内でぬくぬくとしながら、見守らせて頂いた。外はすっかり雪化粧。素晴しい。と、北国の方の苦労を無視した発言となってしまったが、私も雪国の生まれ。郷愁ということで許して頂きたい。私の知る限り、このあたりでの初雪は25日(日)。この目で初めて見たのが26日(月)の夜。そして、初めて積もったのを見たのが今日である。雪が止んで、太陽が沈む前に、本日発売の木尾士目げんしけん』7巻 (isbn:4063211746) を買いにゆく。家の近くは、歩道ばかりか車道まで真っ白。アイスバーン状態。果して無事に帰り着くのか? 何度か転びそうになりながらも、ちょっと離れた本屋に向かう私。よし、目的地は目の前だ、と思った下り坂。一番の難所であることを忘れていた。雪などほとんど降らないので、毎回忘れるのだ。「尻もち」という言葉がこれ程似合う転び方は他にないであろう。完敗である。「男なのにドジっ娘」という汚名(?)を返上しようとしたが、無理であった。
夜は年賀状のCG作成。

げんしけん

げんしけん』7巻感想。ネタバレを含むので、「続きを読む」で。


裏表紙の折り返し (何というのか忘れたが) に「ネタが尽きた」と書いてある。たしかに、オタクのいろいろを描くという本筋よりは、一発ネタ方面に走っている感じもするが、これがなかなか面白い。笹原くんの就職活動は、見ていてなかなかグザグザと、心に何かが刺さる感覚も有ったが、気のせいであろう。
まずは高坂くん。4コマで明らかになっているが、1ヶ月ですか…。私が見た最短は、事情は違えど3ヶ月。それを1ヶ月か…。おそらく言語はCなのだろう。C++またはアセンブラでのプログラミングをマスターしたとか言い出したら、私は泣く。*1しかし、大学の授業でも、プログラミング未経験者に『K&R*2を渡して、3週間でプログラム組ませるところまで行っていたので、不可能ではないのかも知れない。大学に入ってからプログラミングを始めて、今はRubyでいろいろやっている友人に聞いてみるかな…。ただ、「小学生の頃から組んでました」な私とは反対の意味で、「1ヶ月でここまで出来ました」は面接で有利なのかも知れない。まあ、同業者ですね。お互い(?)頑張りましょう。
そして、スージー最高。7巻の中では、38話と43話だけ読んだことがあるので、43話の「スージー云々」は意味不明だったのだが、そういうことか。今、一次資料を探す時間が無くて残念だが*3、確か、岡田斗司夫氏の日記だかに書いてあった、困ったフランス人のオタクの話を思い出す。「スージー語録」で個人的に一番笑ったのは p. 147 の「ネコノウンコフメ!」であろうか、いや、そのままだが。
どうでも良いが、帯がついたままの表紙は分かりにく過ぎて、えらく探したぞ、7巻。
今調べたが、「文化庁メディア芸術祭」の受賞は吾妻ひでお失踪日記』(isbn:4872575334) か。まあ、理解できる。だが、『げんしけん』が推薦作品ってのは、アリなんですか? 教えて、そのあたりの偉い人!

*1:C++を始めて9年程になるが、placement new は未だに使えない…

*2:古い、そして間違っても分かりやすくはない解説書

*3:岡田斗司夫 フランス」だけでは流石にググれないか…