慌しい、一日

授業が終わってから、Luca Leuzzi and Giorgio Parisi ``Thermodynamics of a Tiling Model'' を半分ほど読む。相転移関連の話は苦手なので、なかなか理解できない。それから昼食。続いて図書館に行く。まず、数学科図書館で本を借りるためのカードを作ってもらう。それから調べもの。まずは、重力波。調和ゲージをとっても、計量テンソルの、ミンコフスキー計量からのずれが波動方程式を満たすかどうかあやしいと、宇宙論の友人Y氏に言われたので、佐藤勝彦相対性理論 (岩波基礎物理シリーズ (9))』を見てみる。どうやら、TTゲージをとれば大丈夫らしい。次に、現在執筆中の短編小説のために、「触れる」「触覚」の意味のラテン語を調べる。我が家にある、ラテン語入門書の付録の辞書では足りなくなってきた。和羅辞典が無かったので、英羅辞典→羅和辞典と2段階を踏む羽目に。ちょっとメモ書き程度に、ニュアンスを書いておく。

  • tactus m. tactus 4 (tango の完分) 触ること、接触;触覚;作用
  • tango 3 tangere, tetigi, tactum 触れる;到着する;感動させる
  • attingo 3 attingere, -tigi, -tactum [ad + tango] 触れる;手を触れる
  • contingo 3 contingere [cum + tango] 触れる;汚す
  • appello 1 appellare [ad + pello] 話し掛ける
  • appello 3 appellere [ad + pello] 動かす

最後の二つは関係ないな…。それから、数学図書館に行き、面倒な手続きを終えて、John C. Baez and Javier P. Muniain ``Gauge Fields, Knots and Gravity (Series on Knots and Everything)'' を借りてくる。2週間。延滞してもペナルティーは無いらしいが。
来年の予定が入ってきたので、今日は帰りに来年度のシステム手帳を探しに、文房具屋に寄って帰るつもりである。