攻殻機動隊

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』13巻 (最終巻;asin:B0007N34W6) 観賞。警告:以下、ネタバレ


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あまりの風呂敷の畳み方の巧さに感動。
26話「憂国への帰還/ENDLESS∞GIG」。タチコマ達、カッコよすぎ。そして、あまりに切ない。『手のひらに太陽を』*1を合唱するところは涙を誘う。しかし、タチコマの命令無視をゴーストの存在の証拠とすれば、クゼの革命は本来成し遂げられたもの、つまり、「記憶≒ゴースト」ということになると思う。タチコマの行動が反対に、自らの行動の無意味さを物語っているようで、更に切ない。結局は「スタンドアローン」であったクゼ、ゴーダ、そして官房長官は、「スタンドアローンコンプレックス」であるタチコマ達と攻殻機動隊、レンジャー部隊面々に負けた、ということか。
そして、え? フチコマ?! いや、スタッフロールでは「ウチコマ」になっていたが…。なるほど、細かいところは違っても、原作に繋げるわけですな。本当にお見事。

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*1:これ、やなせたかし氏が作詞だったことを先ほど知った。参考:http://homepage2.nifty.com/nihongonosekai/newspaper/19961004mainichi/