トップをねらえ2!

さてと、感想、書いた方が良いですよね。やっぱり。
警告:以下、ネタバレを含みます。作品を未見の方は読まれないことを強く推奨いたします。読むときは「続きを読む」で。


第4話というのは、監督のインタビューによると『トップをねらえ!』に沿って作っているという本作にとって、とても重要な位置を占める。つまり、『トップ』での一応の完結であり、本来の4話構成で唯一ガンバスターが登場する回ということで。
初め、変動重力源の正体が本当の宇宙怪獣だと分かったときには、正直失望した。ああ、鶴巻和哉氏の実力もこの程度か、と思ってしまった。……真に申し訳ありません!! 鶴巻様、お見それしました! そうくるか。そうくるのか! としか言いようがない。伏線はあった。<宇宙怪獣>の形。未登録のアンドロイド。パウダー粒子反応など、トップレスらしき兆候を全然見せないのに、ディスヌフにあれだけの力を出させる等々。完敗です。
変動重力波源は1万年前からあるそうな。ということは、ノリコらが帰ってくるのは、それほど先ではないと言うことになるな…というのは、2000年を短いと感じてしまう、SF読みの誤謬でしょうか? そして、シリウス云々の話は、『トップをねらえ! NeXT GENERATION』あたりかな? 読んでいないので分からないのですが。しかし、あそこまでの引き、というか「噂」(作品中の)をかなぐり捨てるその自然主義的な意気ごみには、ある意味感動。
「レーダーが真っ白」はエヴァレリエル戦あたりのパロディかな? いや、本作ではギャグになってないのだけれど、エヴァでは「レーダーが帰ってこないと『黒』だよなぁ」と突っ込めるところなので…。
バスターマシン7号の髪の毛。海賊王アトムスクを彷彿とさせるが(?)、何か関連が?
というか、全般に7号は動きが庵野秀明版『キューティーハニー』だよねー。さすが、庵野氏絵コンテ。
そして、ノノの歌う歌、あれ、何? わかんない。馬鹿な私には分からない…。