誇りを持つための戦い

歯医者に行ってきた。歯石取りのみ。直前まで爆睡していて、母親が起こしてくれてからも、自分が何者か気付くのに時間がかかった。今回の治療はこれで終わりだそうな。
歯医者と言えば『GTO』であるが、19巻の途中。思うに、中学生と戦っているより、もっと多くのものを背負っている、背負ってしまった大人と戦っている方が、面白いし、鬼塚英吉の本領が発揮されるのではないか。ともかく、ようやく面白くなってきたところで、歯医者には行けなくなってしまった。『GTO』のドラマの出来はあまり良く覚えていない(良くはなかったという記憶はあるが)が、しかし、『GTO』のテーマ曲と言えば、私の中では完全に『POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』である。完全に世界観にもマンガ内の鬼塚にもマッチしていると考えている。
そう言えば、『GTO』が流行っていたのは、私が中学生のときであった。皆で学校に持ってきて読んで、国語の先生に貸したところ、「うーん、替え玉で教職試験は通らないよー」と言われてしまったことが思い出される。文化祭好例「3年生による劇」でも、我がクラスは『POISON』をバックに鬼塚先生を登場させたりしていたっけか(ちなみに、クラスの本当の担任が鬼塚先生役だった)。5巻までは持っていたが、手放してしまった。一度、最後まで読んでみたい。そう考える歯医者通いの日々であった。