Amazonの評価の話

Amazon.co.jp のカスタマーレビューが読者レビューの平均点を表示しているが、これはまったく意味ないじゃないか…とどこかで読んだ。曰く、たとえばその分野に明るい人とそうでない人がまったく違う評価を下している中で、
「あなたに対するオススメ度は、この人たちの平均ですよ」
というかのような評価法が適切なわけは無い…ということだ。それはそのとおりだなあ、と思っていたが、久しぶりにAmazonのサイトを見てみると、なんだか違和感が。ああ、いつのまにか、カスタマーレビューの得点の分布が表示されるようになっていたのね。これだと、評価が分かれている…自分はどちらに当てはまるだろう…とか、評価はだいたい低いが、一部の前提知識のある人には高い…のようなことが言える。
たいていの本はカスタマーレビューが、個数が摂動、と言えるほどに少ない上、なぜか発売前なのに「期待の評価」があったりするので、分布を示したところで有用性には疑問があるが、betterな方向に進もうとしていることは評価できる。