舞乙女日記3

今週末は仕事は休みのようです。beeplexです。

舞-乙HiME第7話

例によって、

とは言うものの、やっとちゃんとした戦闘シーンで嬉しかったりする。城の描写も、世界観を感じさせて良い。アルバイトの場面も面白い。埃まみれが似合うヒロイン、アリカにこれほどぴったりな仕事はない。アルバイトでの格好が天才バカボンであることをのぞけば…。こういった日本々々したシーンが時々あるのが難。
それはそうと、ストーリー急展開である。今までのいろいろなお話が無かったかのように、ちょっと深刻な方へ進んでいる。今回だけ見ると、「おじさま」も信頼がおけるように見えるし、某女王も悩み多き若人に見えてしまう。ともかく、これからが楽しみな展開。

追記:それにしてもストーリーの展開は早すぎるよ。アリカの感が良すぎるだろう。ちらっと見ただけであの青い宝石らしきモノが何か気付くなよ。戦い方にすぐに気付くなよ。空飛べることを知った途端に必殺技かよ…。と枚挙に暇はない。その程度の作り込みのアニメと言えばそれまでなのだが…。

舞-乙HiME第8話

実のことを言うと、話数が怪しくなってきている。気にしない気にしない。
うーん、第7話の城地下 (デパ地下みたいに言うなよ…) といい、今回の舞台といい、掘り下げたらとても面白そうなのに、どうしても中途半端になっている感がある。再びこの地の秘密が明らかになる日が来れば良いのだが、『舞-HiME』を思いだすと…。

舞-乙HiME第9話

中だるみ。
まきまきと、まきまきが食べさせられたあの料理でもっているな。まきまき強し。

追記:やる気が無くなっているのが、手に取るように分かる文章である。0点。

舞乙女日記2

「評論」カテゴリに属してるのは見なかったことにしてください。

舞-乙HiME第4〜6話

すでにやる気がなくなっているのがバレバレなあたし。
えー、6話。って、6話だけかよ。
「まきまき」は良いキャラをしている。あれほど美味しいキャラは他に居ない。最ウマお姉様の称号を名乗って頂くしかあるまい。
さて。そろそろ恐れていた瞬間がやってきた。またキッズgooに嫌われる日が来るわけである。しかしこれを言わねばなるまい…。ふぅ…。


(心の準備)


中だるみな話だなぁ、まあ面白い (主にまきまきが) から良いかなんて思ってて (話をそらしてみる)


…。(遂に言う覚悟ができたらしい)


触手かよ!


…。(やってしまった感を感じているらしい)

舞乙女日記

というわけで、『舞-乙HiME』を観始めた。
どういうわけかというと、実はつい最近まで、あたしは『舞-HiME』を観たことがなかったのだ。いや、少しは観たことがあっても、ストーリーなどさっぱりだった。それがどういう風の吹き回しか、ただたんに休日にやることがなかったのか、DVDを借りだし、数週間で最後まで観てしまった。感想等はまたの機会に書くが、ともかく、旧作DVD 100円のサービスデイにビデオレンタル屋に入ったのが運の尽き。一気に『舞-乙HiME』を借りたわけである。
コロンでもただではふわふわクリーム。こうなったら、1話毎に感想を書いてやろうではないか。

第1話

ああ、なるほど。全然知らなかったが、そういうことだったが。
舞-乙HiME』というタイトルはなかなかひねってあるな、でも『舞-乙HiME Zwei』はないよなあ…などと考えていたのだが、そういうことか。だから舞-「乙」HiME、舞-「乙」HiME 「Z」wei なのね。
しかし、だいぶはっちゃけているが、大丈夫なのだろうか? エンディングテーマなど、大変なことになっている。そう感じるのは、『舞-HiME』の後半を観た直後だからかも知れないが。
感じたことを羅列:

  • 砂漠シーンはスターウォーズっぽいなあ
  • モノレールシーンは『のび太と竜の騎士』だなあ。『トップをねらえ2!』も似たような感じだったなあ
  • ここまできて京都弁かよ!
  • シータ〜! 目が〜目が〜!
    • 分かってやってるようで、「人が…」のくだりはあったが。

パクリだなんて言う気はないですよ。面白かったです。
細かなことだが、モノレールの座席が日本風なのは若干説得力が無くて残念。

第2話

とりあえず、Cannaに「舞-乙HiME」は登録した。半角小文字が入っていると、addwords を使わないといけないので面倒である。そんな感想はいらない? そうですか。
エンディングテーマはやはり…。主人公のCVと良い、なんだかジブリアニメの香りがする。背景の学園の壁を見て、法線マッピングに思いを馳せる。
オープニング、砂漠の上を飛ぶ女の子は『戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん』を彷彿とさせる。

第3話

書く時間的に仕方がないのだが、これを書くときはいつもエンディング中で、つまりは痛い^H^H素晴しい歌を聞きながらの更新になってしまって、洗脳されるのも遠くないかもしれない。では、箇条書きで

  • 主人公の眉毛が濃いのは恒例のようである。ただし、『舞-HiME』と違って、太くはない。
  • アリカ・ユメミヤはなかなか居ない、埃を被って映えるヒロイン
  • ぶぶ漬け女ことシヅルはまたもや香ばしすぎるキャラ。「マテリアライズ!」でガラスを吹きとばすシーンしかり、例によって変態な所しかり。

坊っちゃん近辺

お久しぶりとなってしまって申し訳ない。急でアレだが、ちょっと気になったことがあるので:
江川達也氏が夏目漱石坊っちゃん』を描く…というのは有名な話であろう。そもそもあたしは漱石好きだし、『坊っちゃん』は作品を扱った大学時代の授業中、爆笑してしまったという経験をもつこともあり、漱石の作品でも特に思い入れがある。更に言えば、漱石の作品は是非映像化して頂いて、多くの人に観てもらいたいと考えている。高校でも、なんだかんだ言って、教科書に載っている作家の中で漱石は人気があったのだから、そのあたりから原作を探してくるよりは売れると思う。もちろんそれなりの作り込みは必要だろうが、ここまでの文豪の作品が意欲的に映像化されないのは悲しいと思うのだ。
話がそれ気味だが、『坊っちゃん』がマンガになるのは嬉しい。どのように描くのか楽しみ、とも思っている。しかし、まことに残念ながら、

を読む限り、この期待は裏切られる可能性が濃厚というのが正直な所だ。
江川氏、完全に往なされている。夏目房之助氏は話を膨らませずに、とりあえず相手をしているだけだ。知識量と分析経験があまりに違いすぎる。「対談」ではなく「インタビュー」なら、まだ納得できたかも知れない。「1年前に初めて漱石を読んだ」という江川氏に

夏目 漱石のどこがおもしろかったの?

と言うのも、前後の流れを見ると、まるで面接官が学生に聞いているようである (「インタビュー」どころか「面接」か)。「一体なんでなの?」という冷めた質問に聞こえるのだ。
全体を通して、ともかく、夏目氏の「○○なんだよ」に対して、必死で「でも…」「でも…」と持論を展開する江川氏が痛々しい。変に「儒教」など持ち出さずに、「如何に描くか」に焦点を当てれば、専門分野のはずであるし、十分な議論が出来たのに…と思うものの、

マンガ版『坊っちゃん』と、加藤鷹主演のAV版『裏・坊っちゃん』のメディアミックスを考えたんです。

辺りの下りを読む限り、その方面でも完全に暴走してしまっている。夏目氏でなくとも

AVかよ!(笑)

と叫ぶ以外の反応は無理と言わざるを得ない。『坊っちゃん』を原作に、何を完成させようとしているのか、まるで分からないのだから。
もちろん、ここに書かれているやりとりを真に受けるのは良くない。いろいろと編集は加えているわけであるし、そのせいで言わば「インタビュアー」たる夏目氏の発言が短くされて、「面接官」のように見えるだけかも知れない。何せ、同じペイジ中にあまりに大きな矛盾があるのだ。2ペイジ目を見て頂きたい。上部にはこうある:

あの時代、漱石ほど苦悩する知識人は居なかった (夏目)

ずいぶんと身内を褒める夏目氏だなあ、とこれを見た瞬間は思ったが、本文にはこうあるだけだ:

夏目 そう、あの時代に、あれほど悩む日本人は知識人以外にいなかった。(略)

こちらなら (現在の) 夏目氏の発言としては理解できる。どちらが本当の発言かは分からない (カットされただけで、両方に言ったのかも知れないし)。このような編集をする記事は全体的に信用できないが、夏目氏の発言をなんとか拡大解釈 (?) し、漱石の威光や、あるいは『坊っちゃん』そしてマンガ版を本来より素晴しいものに見せようとしているように見えるのだが、如何だろうか。下手なプロパガンダだなというのが正直な感想である。
まとめとして:

夏目 なんだ、今回の『坊っちゃん』は、江川達也の自伝だったんだ(笑)。

この発言がとても冷静なツッコミに見える。「ああ、『坊っちゃん』とあまり関係なく、自分のこと描いてるのね」と。

幸せのちから

本日公開の映画『幸せのちから』(原題: ``The Pursuit of Happyness'') を観てきた。アカデミー賞ノミネートということで興味をもった。公開初日から過剰なネタバレもあれなので、簡単な感想から。
一見単調に見えるものの、ちゃんとした作りで、なかなかお薦め。自分の「夢」について悩んでいる人は観て損は無いと思う。ウィル・スミスがどうかというのは難しいところ。『アリ』でもそうだったが、基本的に「少しカッコわるい」…良く言えば「ワイルド」な役とは、ずれがあるという感覚はあるのだ。本人がカッコよすぎるとでも言おうか。ただ、この映画ではイッセー尾形のサラリーマンネタのような「微妙なずれ感」を出せていて、実は良い配役ではないかとすら思えるのが面白い。
細かな話はまた後程…。
ただ、正直言って、邦題は良いとは思えない。書籍の邦題が親しまれていたからなのであろうが、『指輪物語』→『ロード・オブ・ザ・リング』の屈辱を味わっているあたしとしては、``Pursuit''の部分がわかるタイトルだと嬉しかった。
以下、ほんの少しだけネタバレ。ストーリーではなく、セリフの内容に触れています:

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最終兵器オカン…じゃなかった

最近は映画等を見ても感想の一つも書かないことが多かったあたし。しかも、「書く」と言っておきながら…。旧弊を改めるべく、…違うか昔の状態に戻るべく、実写版映画『最終兵器彼女』について書こうかと思う。原作の大ファンではあるが、適度な距離を保ちつつ評論したい。

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I”s Pure

オタアニメではない (…多分) ので、オタクカテゴリーからは外してみる…。(後日追記:やっぱり入れておく)
『I"s Pure』第1話観賞。うわあ、懐かしい…と思いつつ。いや、背にしている本棚には原作が全巻揃ってはいるのだが。
やはり、もう少し動きが欲しいところではあるものの、静止画の美しさを重視してくれて嬉しい。原作と比べても遜色ない出来で、作品のウリをちゃんと見極めている。全体の構成も、少なくとも原作を知っているものとしては、回想という形を取っているということで面白い。しかし残念ながら、やはりテンポが悪い。間を開けるところと開けないところとを、もう少し調整できないものか…。
このようにリアルタイムで見ると、瀬戸一貴が本当にウザいことに気付く。葦月伊織があそこまでアプローチをとっているのに、何やってんだ! と叫んでしまいそうである。私もヒトのことを言えた義理ではないが…。

どうでもいいが

Wikipediaによれば、鳩山由紀夫が『I”s』ファンらしい。へぇ〜。